Canonのミラーレス一眼「EOSM100」を買ったことを記事にしました。
キャノンEOSM100レビュー
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このカメラにつけるレンズを買い足したので、今回はレンズのレビュー記事になります。
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)と一眼の一番の違いは、レンズを付け替えられるところにあります。
レンズを付け替えると、全く違う写真が撮れるんです。
今ではiPhoneに外付けでマクロレンズを取り付けたりもできますが、簡単にいうとそういう感じですね。
写真の撮れる範囲や写り方を変えることができます!


一眼レフを買ったなら、絶対レンズは買い足してほしい…と思えました。
(実は大きなデジ一眼はレンズを買い足したことがなかったですが)
いざ買おうと思うと、レンズはたくさん種類があるし、名前も長くて複雑で何が何やら??
カメラは私に撮って本当に難しい存在です・・・。

ちょっと心が折れかけましたが、調べたおかげで少しわかるようになりました。
今回出てくるレンズ
- EF-M15-45mm F3.5-6.3 ←持ってた標準レンズです。
- EF-M22mm F2 STM ←今回購入した単焦点レンズです。
レンズの名前に入っている数字・英語で、性能やどういう撮り方ができるかわかります。
でも、全くの初心者にはなんのことかさっぱり??ですよね。

私が買ったのは、薄い・軽い・明るいで人気の高いパンケーキレンズと呼ばれる単焦点レンズ。
今回はEOSM100を買った人にとてもおすすめな単焦点レンズEFM22mmと、F値について解説します。
目次
EFM22mmと標準レンズの見た目の違い
まず見た目の違いから見ていきましょう(っ´ω`c)
今回私が買った単焦点レンズEFM22mmのいいところは、薄くて軽いところ!
標準レンズと比べても結構違いがあるんですよ!
荷物を小さくしたくてミラーレスを選んだ私には嬉しいサイズ感です!
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単焦点レンズはズームがないレンズなので、伸びることはありません!
長さ | 重さ | 最短撮影距離 | |
EF-M15-45mm F3.5-6.3 | 44.5 mm(最短時) | 130g | 25cm |
EF-M22mm F2 STM | 23.7 mm | 105g | 15cm |

数字とするとそんなに違いがない気がしますが、長時間持ち歩いてるとだいぶ小さくて軽い気がします。
当たり前ですがズームができません。
もう少し近くで写したい、遠くから写したい・・と思ったら自分の足で動かなければなりません!
サイズがよりコンパクトになるので、お店で取り出しても威圧感がないのもポイント。
(これは家で自分で作ったお昼ご飯を撮影しました)
記事を書かずにランチを作っていた……( ゚д゚)ハッ!
明太子パスタと、トマトときゅうりの柚子胡椒クリームチーズサラダ。
これは太る(確信) pic.twitter.com/x1SoTXw2In— あいか@しばらくダメです💀 (@AikaAimemo) 2018年5月14日
レンズをつけたカメラの大きさの違い
結構レンズが長〜い感じしますね。
ちなみにEFMのズームレンズは、撮影する前にロックを解除する一手間が必要です。

単焦点レンズをつけたカメラ。
上の標準レンズと比べると、だいぶコンパクトですね。

レンズの名前で見るそのレンズの性能
私が今回買ったレンズ「EF-M22mmF2STM」これだけ見ると呪文のようですが
バラして考えると結構わかりやすいです(っ´ω`c)
綺麗にかけなかったので画像にしてみました。
とりあえず、頭のマウント種類を見て自分の持っているカメラで使えるか確認しましょう!
規格が別でも「マウントアダプター」を使えば種類の違うレンズとカメラを組み合わせることもできます。

単焦点レンズは、その名の通り22mmでしか撮れません。
カメラと一緒についてくる標準レンズは15-45mmと色々な焦点距離をもつ「ズームレンズ」の一つです。
15-45mmと二つの数字で表されますが、その数字の間の色々な焦点距離で写真を撮ることができます。
標準レンズの焦点距離
- 15
一番短い状態 広い範囲をとることができる - 18
- 24
- 28
- 35
- 45
一番伸ばした状態 狭い範囲をとることができる(遠くのものも大きく写る)
様々な焦点距離を一本のレンズで、手でレンズをひねるだけで使えます。
自分がどの焦点でよく使うか・・・ということを知るのにとても便利です。

誰かに撮ってもらう時は色々な焦点を選べるレンズで撮ってもらった方が戸惑われなくていいよ!
単焦点はEFM22mmだったら22しか使えないので、撮れる写真の幅は狭くなる…かな?

もうちょっとアップにしたいな〜と思ったら自分で近づかないといけません。
光学ズームに慣れている身としては不便ですが、レンズが小さくて可愛らしいのでお気に入りです
F値は開放F値が書かれています。
このレンズはF2が絞りを最も開いた最大の値(明るくボケる)で、F22が最小の値(背景までくっきり)です。
私の持っている標準レンズ「EF-M15-45mm F3.5-6.3」は望遠レンズなので
15mmで撮影するときの最大F値が3.5 レンズを最大に伸ばした45mmのときの最大F値が6.3となります。
(STMについてもよくわからないので後日知識が深まったら書きます)
F値を変えると、撮れる写真がどう変わるかを簡単に解説
文字で見てもよくわかりませんよね!!
いろんなF値で同じ場所を同じ角度から撮影しましたのでどう変わるか見て見てください。

今回買ったレンズEFM-22mmの最大F値である2で撮影して見ました。
ピントが合っている部分以外はすべてぼやけています。
F値が小さいと、被写界深度が浅くなるので「ピントの合っている部分」以外は全てボケて撮れます。


F値を最大の2から、4に変えて同じ角度から撮って見ました。
後ろの紫色の花の形が、1枚目よりわかるくらいになってますね。


F8で撮ったお花です。
後ろの紫の花がちょっとずつ姿が見えるようになってきましたね!


写真に写っている全てがくっきりとしました。
白い棒のようなものが実は人の足だということもはっきりとわかりますね・・・!(カットインされた)
F値が大きいと、被写界深度が深くなるのでピントの合う範囲がグッと広がります。
同じ場所から同じ角度で撮っても、これだけ写真の写りが変わります。

被写界深度とは、ピントを合わせた部分の前後のピントが合っているように見える範囲のことです。
被写界深度は絞り値(F値)、レンズの焦点距離、撮影距離(被写体とカメラの間の距離)で決まります。レンズの絞り値が小さくなるほど、被写界深度は浅くなり、大きくなるほど被写界深度は深くなります。
レンズの焦点距離が長くなるほど、被写界深度は浅くなり、短くなるほど被写界深度は深くなります。
撮影距離(被写体とカメラの間の距離)が短くなるほど被写界深度は浅くなり、撮影距離が長くなるほど被写界深度は深くなります。
まとめ

ズームレンズと違って、自らの足でズームしなきゃいけないデメリットもありますが
サイズがコンパクトで軽いので、テーブルフォトや散歩で撮影などではかなり活躍してくれそうです!

最近はAvモード(絞りを自分で調整できるモード)で色々と撮影して楽しんでいます。
写真はどれもいまいち・・・だと思うので、いい写真が撮れたらF値比較の写真は張り替えていこうと思います!
でも本当にEOSM100を買ってから、写真を撮るのが楽しくなりました!
まだまだ下手くそだとは思いますが、徐々に素敵な写真を撮れるよう精進していきますね!
EFM22mmオススメポイント
- とにかくカメラがより身軽になる。
- 最大絞り値がF2と小さいので、明るくボケた写真が撮れる
- 特に花や料理を撮るのにいい(と私は思ってます)
- 写真を撮り始める前の「ロック解除」の手間がなくすぐ撮影できる
- 短いレンズをつけるとカメラがより可愛い。

EFM22はそんなに高くないし、EOSMシリーズを使ってる人にはとってもオススメだよ♪